相手を思いやる気持ちがあれば・・・

私は日本国民に生まれてつくづく良かったと思っている。

世界のあちこちで戦があり軍人のみならず、平和に暮らしている市民の多くまでが

犠牲になって亡くなっている。

実際に争って亡くなったのであれば、致し方ないとは思うが理不尽この方ない。

イスラエルのガザ地区では亡くなった子どもが半分を占めている。

親を失った子ども、子を亡くした親兄弟が泣き崩れている姿を目にすると、激しい痛み

を感じる。

これまではロシアに侵攻されたウクライナの報道が多くなされていたが、ハマスによる

イスラエルへの攻撃の後、イスラエルが地上戦をうたう中で病院への空爆（双方とも否定

いている）があり、500人超が亡くなった。

ハマスによる捕虜がいる中、イスラエルは少々の犠牲は致し方ないとの勢いを見せていたが、

各国の戦争の中にもルールがあると言われ、躊躇していたが今にも一触と言ったところで

ある。市民は水や食べ物が不足し、インフラなども奪われ生活できない状況に追い込まれて

いる。国連および各国は人道支援を呼び掛けている。

当初はハマスをテロだとして非難していた世界各地でパレスチナの人々も、市民を犠牲に

してまで、ハマスとの闘いを挑むことに反対運動が起きている。

これこそ本当の思いやり、人としての行為ではないだろうか。

このような中、国連は言葉では動いているものの、ウクライナ侵攻中のロシアが自国のことは

棚に上げて、イスラエルとハマスの即時停戦を呼び掛けるなど、平和をうたう国連が全く機能

しなくなっている。

武力に訴えかけるなど、人として絶対になすべき行為ではない。

同じ地球上に住む人類として助け合って生きていくことを考えて欲しいと願っている。