ヒプノセラピーを習う前に

ヒプノセラピーとは催眠療法のことである。

ヒプノセラピーはカウンセリングと併用してこそ

役に立つのである。

例えばクライアントが不安障害で悩んでいるとしたら、

その原因を取り払ってあげないと、不安はいつまでも

残ってしまう。

しかしながらヒアリングだけでは容易にその原因を

引き出すことはできない。

認知行動療法などカウンセリングのみでもできない

ことはないが、多くの時間を要する。

ある程度カウンセリングを行い状況を聞いた後に、

退行催眠を行うことで、その時の状況にクライアント

を導き、原因を容易に見つけることが可能になる。

催眠療法の覚醒後に再度、話してもらうことで、

原因が明確に掴めるのである。

ヒプノセラピーを習う際には、カウンセリング手法

も、必ず習っておくことである。

そうすれば必ずヒプノセラピーが生きてくる。