ヒプノセラピストの役目

クライアントの心の悩みに関しては、

精神科医やヒプノセラピストが治せるものではない。

症状を治すのはクライアント本人であり、

セラピストはその手助けをするに過ぎないのである。

過度の「ヒプノセラピー」および「ヒプノセラピスト」への「依存」は

セラピーによる問題会解決を困難にしてしまう。

「ヒプノセラピー」の成功の鍵は、

クライアントとのラポール(信頼関係）にある。

そのラポールは、事前のカウンセリングと説明で築いていく。

クアイアントは大抵の場合、

催眠状態に対する「過度の期待」

「依存」

「誤解」

「不安」

「疑問」　などを持っている。

これらを取り除くことではじめて

「ヒプノセラピスト」はその力が発揮できるのである。

「ヒプノセラピスト」はクライアントの希望やカウンセリングの結果から

クライアントに最適な誘導法を選択し、

クライアントの目指すゴールに向けて

セラピーを組み立てていくのである。

相談内容によっては「ヒプノセラピー」の必要がない場合もある。

それは事前カウンセリングのみで十分な場合である。

その場合はクライアントの了解を得て、

「ヒプノセラピスト」の判断によりセッションを打ち切ることがある。