「愛情の注ぎ方」

スーパーでこのような光景に出会いました。

 

若いお母さんと小学低学年の男のお子さんの二人連れ。

 

買い物を終えて､お子さんがカートを押して店から出ようと

してました。

カートがドアのレールに引っかかって、積んでいた荷物が床に

落ちました。卵が入っていたらしく、割れて床が汚れtてしまい

ました。

「〇〇ちゃん、卵割れちゃたわ。ごめんね、お母さんが注意し

てなかったから。悪いけど店の人に床が汚れてしまったことを

伝えて来てくれないかしら。」と言って、カバンからティッシ

ュを出して床を拭かれていました。男の子は「うん」と言って

店の人を見つけに走っていきました。

 

また別な日に違う店で同じような場面に遭遇しました

先日の方より少し年上のお母さんと女のお子さん。年頃はやはり

小学校の低学年。

「あんた。しっかり見なさいよ。卵割れたじゃない。あ～あ、お

金払っちゃったし。あんたに押さすんじゃなかった。」とぼやき

ながらさっさと帰って行かれました。

 

お子さんへの躾、教育、どちらが正しいのでしょうね。

 

小学生のお子さんは「しまった。これからは気をつけなくちゃ。」

と二人とも反省したことと思います。

でも、その後始末の仕方です。

 

前者のお母さんは、店の人に謝ること、そして自分が後始末のお手

本を自ら示すことで教育をされているんだなと感じました。

 

後者のお母さんは、自分を保守することで悪いのは子ども。そして後始

末や店に対しては知らん顔。他のお客様のことすら考えない。

 

こういった後者のお母さんのような方は少ないと思います。でも

子どもは知らないうちに教育だと思い込みます。

 

誰もが子供が病気になったり、家族の健康を一番に願っています。

 

例えば結婚前のお付き合いしている二人、いつもお互いのことを

気遣う筈です「。あの人は元気かな？」「病気してないかな？」など。

 

愛情とは、相手のことを認め、その人が傷つかないようにし、教え育

てていくものなのです。

 

家族ができ年齢を重ねると仕事も増え忙しさに紛れて会話も減り、家族

ならでは言葉でなくても、阿吽の呼吸でわかるという方もいます。

 

しかしながら家族ならでは言葉を使っての会話、コミュニケーションは

最も大切なものだと思う今日この頃です。

 

普段の生活から第3者の目になって、思い知らされた場面でした。